ものすて!
もの捨てるって、意外とむずい!
ちょっと前から、ミニマリストとか、断捨離とか、そんなのがはやり始めている。
周りにも割とそういう人がいたりして、なにやら怪しげな本など進められることも。
ただ、慣れてしまっているせいか、ものに囲まれている生活のほうが心地よかったりするのも事実。
たしかに、「なんか散らかってるな、んんんイライラするぜ」なんてこともあったりするけど、
そんなときに
「いや、必要だからあるんだし!」
「どこに何あるか把握してるし!」
と思ってしまうのも、これまたよくないことなのかもしれない。
とここで、とある事件が発生した
「食器置き場、爆散事件」
爆散といっても、実際はそんな激しいものではなく、ただ棚が壊れたレベルのものなのだが……
ここで言っておきたいのは、ものが多すぎるから爆散したのではなく、経年劣化。
そう。
これは経年劣化なのだ!
ということで、少しの片づけをしなければならない状況になった。
まず手始めに、爆心地の清掃&お引越し。
無論、爆心地にあったものを避難しておかなければならない……が、その避難場所がない。
困った、、、
そうだ、食器戸棚だ!
よし!食器戸棚に空きはないことが確認できた!
だめだ、このままでは行き先を失った食器たちが暴動を起こしかねない。
断捨離aka.GOMIしかない。
始めてみたはいいものの、やっぱり捨てるという行為はなかなか難しい。
誰しもが経験するであろう
「思い出を振り返ろう」の儀式
がココでも開催されて先に進めないのだ。
……
「ダメダメ!もう捨てる!」
「未来だけ見て生きるんだお!」
と自分を奮い立たせ、何も考えることなくゴミ箱へと処理していく。
だいぶ進んだころ、心にちょっとした変化が起こってきた。
「あらあら、きれいね。でもこっちはまだ捨てられるわよ」
なんだか、頭の中でそうささやかれているような気になり、憑りつかれた様に物を捨ててみた。
そして、そのゴミ袋を処理するとき、一気に思い出が噴出……
することはないのだが、なんとなく晴れやかな気持ちにはなったかもしれない。
断捨離とやらも、たまには悪くないなと思った一日でした。
ただ、ずっと使っていたお茶碗がなくなって探しているんだけど…どこにあるか、おまいら知らない……?